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小林よしのり
2023.3.8 07:07日々の出来事

『よしりん辻説法』は6年間も続けていた。

昨日は『よしりん辻説法』の最終回のゲラを、野木君と
りか坊が持って来てくれたが、この漫画がなんと6年間も
続いていたと知った。全然意識しなかった。

6年間と言ったら、「東大一直線」から「東大快進撃」
までを含めた年数より長い。
若い頃の七転八倒の描き方と比べ、一定のテクニックが
身に着いた連載では、年月の過ぎ去り方が全く違うなと
気づいた。

『よしりん辻説法』では、三頭身丸ハゲよしりんの
キャラを生み出し、「愛子天皇論」に転用して上手く
いっている。

「恋愛論」で辻説法シリーズは描き尽くした感がある
ので、また新たな挑戦に向かう。

りか坊はキャラにまでなってくれて、よくサポート
してくれた。
わしの精神を明るく照らしてくれる編集者なので、
次の新作の打ち合わせでも、時々は顔を見せて欲しい。
雑談しているうちに新たな本のアイデアも出るだろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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